トレーニングに大切なものは…【栄養編】

食事で十分に栄養摂取が難しい場合は、筋肉痛の予防方法の1つにサプリメントを摂取するという方法もありますが、毎日3度のバランスのとれた食事をしっかり摂ることが大切です。

筋肉の元となるタンパク質はトレーニング直後に摂取すると筋肉の修復を助けてくれると言われていますし、運動をして失われる水分とミネラルをきちんと摂ることによって、体の調節や筋収縮を助けてくれます。
糖質がエネルギーになる時に欠かせない栄養素には、ビタミンB1(VB1)があります。糖質はVB1の力を借りてエネルギーに変わります。体内に十分なVB1がないと糖質がエネルギーに変わることが出来なくなり、乳酸が出てくることになるんですよ。
そのため、通常よりも多めのVB1を摂取する必要がありますね。運動する前に、VB1をきちんと摂っておくことによって、糖質が無駄なくエネルギーになるので、筋肉をスムーズに動かすことが可能となるのです。
また、運動をしたその日の夜にもVB1を多めに摂取することによって、筋肉痛が残りづらくなるとも言われていますよ。

豚肉、ウナギ、大豆、ナッツ類など。しかしVB1は水に溶けやすく熱に弱いので、調理により30~50%が失われることがあります。調理法を考えましょう!(これらの簡単レシピの紹介は、別の機会にしますので、お楽しみに…!)

 にんにくやニラ、ネギ類と一緒に調理すると、ネギ類に含まれているアリシンがVB1と反応してアリチアミンが生じます。このアリチアミンの機能性はVB1と同じですが、VB1以上に働き、水に溶けにくく熱に強いので、体内に長時間留まり、吸収効率も高くなるので、一緒に調理したものを摂るといいですよ。

プロテイン、アミノ酸やクエン酸などを摂るのがいいです。プロテインは、トレーニング1~2時間前、トレーニング後30分以内、寝る2時間前に摂るのが理想ですよ。
※なおプロテインについては、別のお話で詳しく説明しますね。

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