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トレーニングに大切なものは…【休息・再開のタイミング編】

休息について

 筋トレなどの、トレーニング直後は、筋線維が傷ついた状態(筋線維の微小断裂をしている → これが酷くなると肉離れになる)が回復しないままトレーニングを続けると、筋線維が修復されないままになってしまいます。
 だから、毎日激しいトレーニングを続けていると、せっかくのトレーニングが台無しになってしまいますよ。
 そこで、トレーニング後、2〜3日の休息をとることで、筋力水準がトレーニング前よりも上昇する(このことを超回復といいます)ことが、証明されているので、超回復を取り入れましょう!

 毎日トレーニングしていた人が、2〜3日休むということは、精神的に不安を感じるものなので、毎日激しいトレーニングではなく、強弱をつけたトレーニングや、いつもと違うトレーニングで、いつも疲れる筋肉を休めてください。

超回復を促進させるには…

・アイシング:トレーニング後、使った筋肉を冷やす
 (水泳でも筋肉は温まっていますよ)
・ストレッチ:トレーニングの前後に必ずする
・入浴:血液循環をよくする
・マッサージ:強く押すようなマッサージは厳禁!
(筋組織:線維をつぶしてしまい柔軟性がなくなるので、当院では行っていません)
下肢・上肢は、心臓に向かうように心地よい強さでする(リンパマッサージ同様に)
特に疲労した筋肉は縮んでいる(血管が押しつぶされている)⇒ 筋肉を伸ばす(ストレッチやマッサージ、半身浴などがよい)

筋肉痛の時は、しっかり休養する

簡単に言うと、筋肉痛があるときは、むやみに身体を動かさずに、しっかり休養することです。
筋肉痛が3日以上続くトレーニングは、オーバートレーニングですよ。

★超回復のイメージグラフは、下図です。

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